Knowledge知識情報
パーカー豆知識
ナ行menu
注) (*)印は弊社の商標または登録商標です。
ナ
-
ナフトグラス(*)ナフトグラス
ナフトグラスとは液体アクリル樹脂で強化ガラスとPC(ポリカーボネイト)板を貼り合わせた製品です。
耐切削油性、耐衝撃性に優れ、欧州向け工作機械用安全窓とし採用されています。 -
鉛溶出防止処理パリコス(*)
水道メーター部品の銅合金の表面に濃化している鉛成分を除去し、同時に超薄膜の被膜生成により素材内部からの鉛流失を防止できます。
注) (*)印は弊社の商標または登録商標です。
ネ
-
熱交換器アルミ熱交換器/耐硝フッ酸用熱交換器/プレートコイル
- アルミ熱交換器
アルミニウムの熱交換器は、自動車や家電のエアコンに多く用いられています。
エアコンは当初、無処理のままで使用されていましたが、アルミニウム腐食生成物である白錆の飛散が問題化し、クロメート処理が施されるようになりました。さらに省エネ、省資源、省スペース化の中、熱交換効率の向上を目的に親水性機能や臭気対策としての防菌、防黴性が付与されました。近年では環境保全等の理由からノンクロメート処理剤が適用されるようになってきています。
エアコンのエバポレーターの表面処理方法は自動車用では形状製品を処理するポストコート法が、また家電用ではアルミニウムシートまたはコイル状で処理するプレコート法が適用されています。 - 耐硝フッ酸用熱交換器
プレート式熱交換器は、何枚もの波形プレートを2枚のフレームで挟むように固定した熱交換器です。高温の流体と低温の流体が交互に流れることで熱交換が行われます。 - プレートコイル
プレートコイルは台形パターンにプレス成形した鋼板(エンボス板)によって造られている板状の熱交換器です。断面形状やパス(流れ)の工夫により、より少ないエネルギー消費で、原料や化学薬品を加熱・冷却できる効率的な熱交換器です。鉄鋼・ケミカル・エレクトロニクスなどの各種産業をはじめ、様々な分野で採用されています。
- アルミ熱交換器
-
熱処理熱処理
形状加工と同様に素材の完成度を高める方法であり、加熱・冷却により素材の性質を変化させる処理のことです。金属などを加熱・冷却して硬度や性質を変化させることで、金属の機能性を高めることができます。鉄の場合は、焼入れ、焼戻し、焼なましや、表面硬化熱処理としては、浸炭、高周波、窒化等の処理があります。
-
熱転写熱転写
下地塗装をされた品物に、染料が染み込んだシートを密着させ昇温することによって、その染料が塗装面の中に昇華、含侵してシートの模様を塗装面に写し出す技術です。金属製品の上に、木目や石目模様等を装飾することができます。
注) (*)印は弊社の商標または登録商標です。
ノ
-
クロメート処理・ノンクロメート処理クロメート処理・ノンクロメート処理
クロメート処理は、アルミ合金材や鉄鋼の亜鉛めっき材に耐食性や塗装性を付与するための処理として、安価で性能に優れるために広く使用されていますが、処理液はクロムを含有するため、従来からも作業環境および排水管理のうえで細心の注意が必要でした。
さらに近年、欧州のELV指令(使用済み自動車に関するEU指令)、RoHS指令(電器電子機器に含まれる特定物質の使用制限に関する指令)で使用禁止物質あるいは非含有物質のひとつとしてクロムが指定されて以来、急激にクロムを使用しない化成処理(ノンクロメート処理)への要望が高まりました。
ノンクロメート処理技術は、無機系、有機系、混合系など多くの種類のものが既に実用化されています。塗装前処理としても性能的にクロメート処理に匹敵するものが出ており、今後、普及が加速すると考えられます。