Functional coating機能紹介
熱を逃がす/熱を遮る
放熱皮膜処理/遮熱皮膜処理menu
- 放熱皮膜処理
- 遮熱皮膜処理
OA機器などでは内部で熱が発生し、その熱が蓄積すると不具合の原因となるため、いかに熱を発散させるかということが大きな課題となります。ファンによる空冷ということも行われていますが、蓄熱する部品に放熱性のある表面処理をすることによって、その性能を上げるということも有効な手段として考えられます。放熱性を上げる処理としては、例えば、黒色化と表面粗化です。表面粗化は、表面を凸凹にすることによって、放熱できる表面積を増やすという狙いです。
- 適用想定分野
- ヒートシンク等
- 放熱皮膜処理を施すことで
- 微細結晶で表面積アップ、表面改質で放熱性・熱伝導性を向上させ、精密機器の耐久性を向上させています。
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原理・構造放熱性
黒色化処理 パルブラック BK-3900系
微細結晶で表面積アップなど、表面改質で放熱性を向上。
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原理・構造熱伝導性
受託加工
- ケミブラスト処理(金属表面粗化技術)
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対象材料: 各種金属、合金、樹脂、ゴム材等さまざまな素材 機 能: 化学的粗面化処理により放熱性を向上 特 徴: 金属表面に微細な凹凸を形成させる化学的粗面化処理であり、表面積比が拡大することで放熱が向上する。 - カタログダウンロード
遮熱性は、外からの熱を中に入れないということで、表面処理では耐熱性のある素材を使い、なおかつ薄い空気の層を作ることによって、その効果を得ることができます。
- 適用想定分野
- ルーフ材、エンジン排気部品等
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原理・構造断熱材厚さと断熱効果(280℃)