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パーカー技報

総合技術研究所では、技術情報誌として日本パーカライジング技報を発刊し、 日頃の研究開発の成果や新製品新技術の紹介をしております。

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日本パーカライジング技報 第19号(2007.1)

[NP技報 第19号]

-プラズマCVD による炭素質膜3態- 表紙の写真は、炭化水素系ガスを使用し、プラズマCVD 法によって鋼表面に析出させた炭素質膜の電子顕 微鏡写真です。 総合技術研究所では、数年前から島根県にあるプラズマ技術研究開発センターと共同でプラ ズマ技術の研究開発を行っています。炭素質膜は、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)の実用化が進んで いますが、温度・圧力などの成膜条件によって様々な形態、構造のものが得られます。 ここに挙げた写真は、 各種成膜条件によって得られたカーボン系膜の表面形態の一例です。 写真上:柱状結晶性カーボン膜 写真中:メッシュ状DLC 膜 写真下:カーボンナノファイバー膜

  • ・FE-SEM 観察条件は、倍率以外、全て同様で下記の通りです。 JEOL JSM-6700F、電圧: 5kV、エミッション電流: 10μA、(真空度9.63 × 10-5Pa)

目次

巻 頭 言

羽立 圭爾

技術論文 1. 硬鋼線用環境対応型伸線プロセスの開発

堤 信昭、田中 佳明、小見山 忍、青山 充

2. 使用済み無電解ニッケルめっき液からのニッケル回収と再利用

田中 幹也、成田 弘一、齋木 幸則、小嶋 隆司

技術解説 3. プラズマ電解法によるセラミックスコーティング技術

小西 知義、須田 新、森 和彦

4. フラットパネル用ガラス洗浄剤

石川 裕三

技術報告 5. 環境に優しい自己析出型塗装「NSDコート5000シリーズ」の開発

岩月 真由美、迫 良輔

6. アルミニウムDWI缶用アルカリ脱脂剤の開発

日野 和哉、飯野 恭朗、山本 徹、森田 良治

新技術・ 新製品紹介 7. 高活性クリヤータイプ光触媒コーティング剤

岡野 泰裕、宇野 耕輔

8. 環境対応型車体防錆ワックス(NOX-RUST 712AM)

田中 徳治、増田 猛

9. 機能性めっきカニハステの紹介

渡辺 純貴

10. 水系ガス浸炭防止剤「カーボンバスター」

星野 新一、河村 隆司、石井 一弥

その他 11. GHSの概説と当社の対応

斎藤 貴延

彙報 12. 日本パーカライジング(株)に於ける投稿及び口頭発表(2006.1~2006.12)

13. 事業内容及び日本パーカライジンググループ紹介

過去の技報はこちらより